aft色彩検定3級の試験対策として「スペクトル(光の帯)」をお伝えします。スペクトルとは光の帯のことで、代表的なものに自然界の虹があります。この光の帯であるスペクトルにはいくつかの決まりがあり、それが3級の試験範囲となっています。公式テキスト8ページの図3のように実験によってスペクトル(光の帯)を見ることもできます。この光の帯であるスペクトルにはいくつかの決まりがあって、この決まりが3級試験範囲ですのでしっかり覚えましょう。①「7色」7色ありますので覚えましょう。赤・橙・黄・緑・青・藍・青紫です。試験のポイントですが紫・赤紫はスペクトルに含まれていません。②「波長」スペクトルの7色の並び順にも決まりがあります。長波長の赤〜中波長の緑〜短波長(たんはちょう)の青紫の並び順です。試験のポイントはスペクトル(光の帯)というのは虹のように見えている光ですので、「可視光(かしこう)」であるということです。可視光は380nm(ナノメートル)〜780nmですので、「300nm」や「800nm」スペクトルに含まれていないということも試験のポイントで覚えましょう。③「屈折率」光はまっすぐに進む性質がありますが、ガラス板のようなものにあたると光は折れて、またまっすぐに進みます。大きく折れて、曲がれば屈折率は大きいとなります。屈折率の小さい赤〜屈折率の小さい青紫の順で並んでいるということを覚えましょう。④「ニュートン」17世紀後半、スペクトルを発見した人物は微分積分・万有引力で有名なアイザック・ニュートンです。暗い部屋の壁に細い孔(あな)を開け、太陽光を導きプリズムという分光器で太陽光を分光しました。試験のポイントはスペクトル(光の帯)、プリズム(分光器)と混乱しないようにしましょう。