こちらの本との出会いは「色彩講師養成講座」で坂田先生より「大山正先生の本は読みなさい」とありましたので、購入したのがきっかけでした。文庫本サイズに加えて「短編小説」のように読みやすい内容です。

本のタイトルにある「心理学」のことはもちろんのことですが、私が興味があったことは当時勉強中であった「ニュートンVSゲーテ」の論争とそれぞれの考え方が知れるとても分かりやすい内容でした。しかも図表が少々あるとはいえ、ほとんど縦書きの小説構成なのに読みやすいのですから、オススメです。

特に色彩検定1級を取得して、「もう少し勉強したい。公式テキスト以外で何か参考書ありますか。」という方にオススメの1冊です。

私にとっては初心に返れることもあり、大切な1冊です。

中公新書 大山正著 定価本体 760円