色彩検定の取得に向けて、色の3属性を勉強し始めた際に、違いがわからないのが、「明度」と「彩度」ですね。ある色を見て、「色相」はなんとなく分かりますが、明度が高いのか。彩度が高いのか。または明度も彩度も両方が高いのか。意外と分からない場合があります。今回は明度と彩度の見分け方を2つ紹介いたします。では早速、1つ目、①心の声で彩度の高さを確認しよう。例えば色彩検定3級を勉強中であればPCCSの彩度(サチュレーション)0〜9です。心の声で1番大きな声で「赤っ‼︎」と叫べれば、MAXボリュームの彩度9です。また、「あか。。。カナ?」は彩度3です。また、「んっ?色味がない。。。」は彩度0です。こんな感じでご自身の中に「彩度の軸」を持てると良いですね。ちなみに私は、イメージで幼稚園の園児10人に向けて「この色なーに。」と質問して、10人全員で赤‼︎赤‼︎赤‼︎が彩度9としています。2つ目、②まぶたを少し閉じてみて薄目で見てみよう。少々難しいですが大切なこと。視覚の構造を勉強したのであれば大切なことなのです。色味を感じるのは中心窩付近ですよね。ですので、パッチリ大きく開いた目で色を見るより、薄目で色を見た方が余計な色の情報が入らないものです。特に2つ以上の色を比べる時、どちらが彩度が高いのか。薄目で色を見ると明度のちがいなのか、彩度のちがいなのかが分かります。ぜひ試してみましょう。薄目の状態でも色味を感じれば感じるほど、彩度が高いといえます。また、パッチリ目で見たときは色を感じたとしても、薄目で見るとそれほど色味を感じない時は、明度のみが高かったのかもしれません。今回紹介しました①&②でトレーニングして、レベルアップしていきましょう。