色彩文化史の学習を進めていく中で、登場人物に興味が湧くトップ1は「ニュートン」という方が多いと思います。ニュートンを知りたければ「この1冊」文庫本サイズで読みやすく分かりやすい。1500円と購入時は少々高価と感じるかもしれませんが「この1冊!」です。

色彩学のニュートンといえば「光学(スペクトルの発見)」ですが、その光学のみではありません。だってタイトルが「ニュートン」なのですから!

1665年(当時23歳)のニュートンは1年半の間で大きな3つの基礎を大発見するのです!①光学(スペクトル発見)②微分積分③万有引力の法則の3つです。1つでも大発見なのに3つも。。すごいことですし、まさに奇跡です。

表紙にもありますが、この1年半を「驚異の年(アヌス・ミラピリス)」とよんでいるそうです。

創元社 ジャン=ピエール・モーリ著 田中一郎監修 遠藤ゆかり訳 定価本体 1500円